しゆうのブログ

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【文系大学とゼミナール】ゼミ選びから活動内容まで解説!

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文系大学生が文系大学のゼミについて解説。

 

どうも、大学4年生の「しゆう」です。

理系大学生・高校生にとって、文系のゼミナールというのは想像し辛いのではないでしょうか?

僕も大学生になり、実際にゼミに入ってみるまで具体的な活動内容は全くわからなったです。

 

当時の僕はゼミと聞くと、ひたすら研究に打ち込んだり、1つ議題に対して合宿して討論したり、そんなモヤっとイメージしかありませんでした。

 

では、実際にゼミに所属してみて何をやっていたのか?

また、何が辛くて何が楽しいのか内部事情を紹介していきます。

 

 

ゼミナールとは

ゼミナール [3] 【ドイツ Seminar】

大学で,小人数学生集まり教師指導の下に自ら研究し,発表討論を行う形式授業演習ゼミセミナー
小人数対象とする,討議などをまじえた講習会セミナー
-三省堂 大辞林より-

これだけ見ても詳しいことは、何やってるんだかわからないですよね。

なので、僕の大学・友人の大学の話を基に書いていきます。

 

活動内容

活動内容も学部によるところが大きいです。

 

例えば、経営系のゼミであれば自分たちでワインをつくるゼミや、地域復興のための施策を考えるゼミ。

商学系のゼミであれば、金融機関の企業研究。

法学系のぜみであれば、身近な民法について研究したり、過去の判例について掘り下げて討論するというものです。

 

どのゼミでも年に2回ほど合宿があります。

この合宿で、他県に遠征して討論を行うゼミや、海外に行って現地調査するゼミなど活動の特色が出ます。

 

僕のゼミでは、温泉旅行をメインにおまけで企業研究をしていました。

 

ゼミはいつから始まるの?

大学・学部・学科によって様々です。

1年生から始まるゼミもありますが、その場合は本格的なゼミが始まるまでの予備演習の意味合いが強いそうです。

 

僕の学科は、3年生から本格的なゼミが始まりました。

同じ学部の別の学科の友人は、2年生から始まっていたので、本当にその大学によるところが大きいです。

 

活動日

文系のゼミは研究室で研究をするのとは違うので、基本的に活動は週に1回です。

自分の発表がある週やイベントに向けた準備がある期間は、ゼミの活動時間外で自主的に行います。

 

個人で行うものから、チームで行動するものまであるので、協力して取り組みます。

 

ゼミの人数

少ない場合は2~3人。多いと30名以上になります。

人数が少なすぎると開講されないゼミもいるので、どうしても入りたいゼミの人気がないのならば、友達を呼び込みましょう。

 

この人数には上限人数もありますのでご注意を。

 

ゼミに入る為には?

 ゼミに入る際には、勝手に振り分けられる場合もありますが、選考を受け無ければいけません。

選考内容も各大学によって違います。

  • 面接
  • レポート
  • 試験
  • 成績上位順(GPA)

 面接と1口に言っても、個人面接や集団面接などなど。

ゼミに所属する前の年に行われると思います。情報を逃さないように注意してください。

 

ゼミって必修?

大学には必修科目というものがあり、その単位を取らなければ卒業ができません。

じゃあ、ゼミって必修なの?と疑問に思うかもしれませんが、これもまた大学によります。

必修である場合、選考に落ちても何晏らずどこかのゼミに振り分けられます。反対に、必修でない場合は、選考で落ちてしまえばゼミ自体に入ることができません。

 

では、ゼミには入ったほうがいいのか?という点についてです。やりたい分野があるならゼミに入ったほうが良いです。

就職活動の際にゼミを聞かれる場面もありますし、ゼミを頑張れば学生時代に取り組んだこととしても話せます。

 

どのゼミに入ればいいの?

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ここまでゼミに関して書いてきましたが、ではどのゼミを選んだらいいのか?

その基準について書いていきます。

 

選ぶ基準

ゼミを選ぶにあたっての基準です。

  •  教授
  • 研究テーマ
  • 雰囲気
  • 活動の忙しさ

ゼミを選ぶ際には以上のことを考慮しましょう。

 

教授

その学部の名物教授から堅物教授までたくさんいますよね。

まずは、気になる教授の講義を受けるか、直接質問しに行くことが1番だと思います。

 

あとは、教授が書いている論文を読んでみることです。その論文について、興味・共感がわいたら入る価値ありです。

 

研究テーマ

 研究テーマが1番大事です。

あなたも何か興味のある学問で、その学部に入ったと思います。その学問をより深く研究ができるゼミに入るべきです。

 

自分がやりたいことが学べるかどうかというのは、ネットで検索すれば出る時代です。選考が行われる前に十分に調べたうえで決めましょう。

 

雰囲気

こればっかりは文字では分かりません。

実際にゼミの風景を見学するか、所属している先輩に直接聞いてみましょう。

 

活動の忙しさ

僕の場合はここ最重視でした。

如何にゼミで楽ができるかという点に重きを置いています。

 

忙しさというのは、ゼミ論が必須であるか?合宿や遠征が多いか?研究テーマが難しいか?教授のレポートが複雑なものか?という点です。

見分けるためには、講義の様子を確認しましょう。講義がめんどくさい人は大抵ゼミもめんどくさいです。(しゆう調べ)

 

就活に影響する? 

今までの文章とは毛色が少し変わりますが、就活への影響は?というところで話します。

結論から書きますと、

文系であれば就活には影響しません。

あくまで、低偏差値の僕の場合はそうです。

 

あなたが上位大学であるなら変わってくるかもしれませんが、下位文系大学の場合重要になってくるのは、学生時代に何を成し遂げ、何を得たかです。

就活の詳しい話はまた別の記事で上げるので待っててください!

 

理系であれば、面接で聞かれることは「どんな研究をして、なにができるのか」だと思います。

この差があるので、文系は影響しないと書きました。

 

しかし、影響はないといいましたが、影響させることはできます。

というのは、学生時代成し遂げたものとして、ゼミでの活動を取り上げればいいのです。

ゼミ活動を面接で言えるレベルのものにするには、上記で書いたような楽なゼミに入ってはいけません。しっかり名前の残るような活動をしている必要があります。

 

 実際のゼミでの活動を通して

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辛かったこと

辛かったことは、他の専門科目よりさらに詳しい知識が、ゼミ生全員に求められることです。 

 

僕のゼミでは毎回ゼミ生の当番ごとに、プレゼンがありました。

そのプレゼンを用意するのも大変でしたが、的確に質問ができるように、事前に聞く側も調査してこなければいけません。

 

楽しかったこと

ゼミ生みんなで合宿という名の、温泉旅行に行ったり、花見をしたり、飲み会に行くことはとても楽しかったです。

 

入学の時に仲良くならなかった友達とは、ゼミを通すことで仲良くなれる可能性もああるので、横のつながりができると思います。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

ここで1番人が集まるゼミナールをお教えします。

それは、楽で尚且つ名前の残る活動をするゼミです。

 

これは、学部によってあったりなかったりしますが、よく先輩から話を聞き出して見つけてください。

その分、倍率高いですけどね。