Fラン大学生でも学校生活を送るうえで、GPAは気にしたほうがいいのか?
また、就活で使うことになるのか?
どうも、大学4年生の「しゆう」です。
高校までの成績は、5段階評価でついていましたよね?
しかし、大学では成績がGPAと呼ばれる評価になります。
GPAと聞いてパッと何に使うか思い浮かぶ学生も少ないはず。
そこで、GPAは大学生でいる限り必要になってくるのか?
また、就活で使うことになるのか?について書いていきます。
大学生活におけるGPAとは?
まず、GPAとは何のことか?
高校までの5段階評価と同じく、大学版の成績評価のことです。
高校までは1~5だったのに対し、GPAは0~4になります。
成績評価の付け方は大学によって様々あり、「優・可」の漢字か「A・C」などのアルファベットです。
・4:S
・3:A
・2:B
・1:C
--単位取得ライン--
・0:F(不合格)
平均はだいたい2.4前後。
高校の5段階評価の感覚で考えていただけるとわかりやすいです。
高いGPAは大学生活で必要なのか?
最初に、高いGPAは大学生活に必要です。
もちろん、大学の制度にもよりけりですが。
例えばGPAが高い場合のメリットとしていこんなものがあります。
・成績上位者はお金がもらえる
・ゼミの振り分けに有利
上で紹介したものはほんの一部です。
数え上げればきりがないほどあると思います。
GPAが低いからと言って卒業できないわけではないですが、できることなら高GPAの方が大学生活を有意義に過ごせるのでは?
GPAの使い方は各大学によるところが大きいので、ご自身で気になる大学を調べてみてください。
Fラン大学生でも就活でGPAが必要になる?その理由3つ
僕はFラン文系大学生として、18卒の就職活動に臨みました。
なので、あくまで僕の就活経験とネットの情報をまとめると、多くの学生は高GPAが必要ないです。
「多くの学生」であって、全ての学生ではないので、悪しからず。
では、なぜGPAはいらないのでしょうか?
1.就活でGPAを使うのは外資系がメイン
GPAを使っているのは外資系企業が多くを占めています。
外資系企業とは、グーグルとかキーエンスとか海外資本の大きい企業のことです。
そもそもFラン大学生から外資系企業に入社しようとする学生は少なく、僕の周りにも一人もいませんでした。
外資系にも多様な企業がありますが、書類審査が厳しく、多くのFラン大学生の選択肢になりえない為です。
日経企業でもGPAは必要?
2013年に東洋経済で「成績を活用する企業」を紹介しています。「[社名公開]これが就活で成績を活用する企業だ | 」GPAに限らず、成績を活用するそうです。
いわゆる大手企業が多く、Fラン大学生が手の届く企業はなかなかありません。
上記の理由から、Fラン大学生の高GPAは必要ないと言えます。
2.普通に就活していてGPAを聞かれることはなかった
これは僕の経験則でもあります。
僕はFラン大学生が受けそうな企業を十数社受けました。
その中で、GPAを聞かれることは1度もなく、唯一聞かれたのは、無事に卒業ができるかどうか?です。
企業側も内定者が、「留年して内定取り消し」なんてことになれば多額の費用が水の泡になる為、卒業できるどうかについて把握しておきたいのだと考えられます。
3.そもそも成績提出は面接が進んでから
そもそもGPAを提出するのは、ある程度面接が進んでから、という場合が多いです。
GPAで合否を決めるのであれば、ES・履歴書に合わせて提出させるのが効率的なため、GPAの必要性は低いと考えられます。
上のように、2次面接前後で提出するパターンが多かったです。
Fラン大学生が受ける企業の多くでは、日系であり、中小であり、GPAの成績は後から提出であるため、GPAはそれほど気にしなくても良い、という結論になりました。
じゃあGPAはギリギリでいいや!とはならない
GPAがあまりにも低いと、面接で突っ込まれてしまいます。
実際に僕の友人でも、「面接でGPAについて聞かれた」と言っていました。
それだけで、落とされることはありませんが、「家でゲームをしていたから成績が低いです。」なんて答えられません。
面接でいちいちマイナスな点を0にもっていくよりは、自分のアピールポイントを強調したいですよね。
高GPAのメリットでも書いたように、直接就活で響かないからと言って低GPAだと損をしますよ。
どのくらいのGPAだと安心できるのか
一般的には、GPA2.8以上だと平均より上であるとされています。
僕の場合ですが、3年までのGPAで3.0は超えていました。
そうなると、面接でも深く言及されることなく、大学生活も特に損をすることはないと思います。
1つだけ注意
1点だけ注意していただきたいのが、上で紹介したものは過去の経験やデータです。
今後、じわじわとGPAによる就活が採用されるかもしれませんし、アメリカ基準の就活が始まる可能性もないわけではないです。
なので、まだGPAの挽回が効くのであれば、なるべく高い数値を取れるように心がけましょう。
まとめ
・Fラン大学生の就活ではほとんどGPAは使わない
・かといって低すぎるのは考えもの
以上の通り、大学に入ったからには最低限自分の学びたい分野の勉強を頑張れ、ということですね。
そして、自分の志望している企業がどんな採用方式をとっているのかを調べることも大事です。