長距離通学か1人暮らしで楽々通学か?
どうも、大学4年生の「しゆう」です。
先日僕が所属しているサークルに顔を出した際、こんな会話がありました。
サークル部員「19時に大学出たら、家につくのが22時前なんですよね~」
19時から22時?片道3時間の通学ってことなのか?
これでは、学校終わりにちょっとご飯を食べに行くこともままならないです。
調べてみると意外に長距離通学者は大勢いるようで、
名古屋に勤めてた時は片道1時間半を16年通ったものよ。学生の時は2時間半通学にかかってたよー。旅は片道3時間からだな。
— 早蕨ヒソカ (@chocoxmint) 2017年12月10日
ガルパンも見終わってしまったし、このクソ長い通学時間何をすればええんや…(片道3時間です)
— プァンプァンライス (@ibukiruksengoku) 2017年11月14日
今回はそんな長距離通学をしている大学生の「お金」と「時間」の観点から、一人暮らしをするべきか?またどこから一人暮らしをしたほうが良いのか?書いていきます。
サークル部員の通学
冒頭に書いたサークル部員を例に書いていきます。
通学にかかるお金
サークル部員から詳しく話を聞いていくと、
のルートで通学しているようです。
通学の定期代金を割り出すと、
・JR:15,000円
・地下鉄:5,000円
合計:30,000円
一月で3万円ものお金が交通費に回されているのです。
3万円のお金は、時間的にアルバイトができるわけもなく、親御さんが全額支払っています。
通学にかかる時間
通学ルートが上の通りです。
乗り換えや徒歩の兼ね合いで、確実に片道3時間ピッタリというわけではありません。
ここで言えることは、往復6時間かかっていることです。
週5日全てに授業を入れていると、月に約20日大学に来ることになります。
すると120時間もの通学にかかる時間が発生しているのです。
※大学には長期休みがあり、毎月かかるわけではありません。
通学にかかる時間とお金の価値
上で書いたことから、交通費3万円と120時間が一月に奪われています。
もちろん、通学中に本を読んだり、勉強したりできますが、かなり制限がかかりますよね。
1人暮らしを仮定
ここで仮に「大学から徒歩圏内の範囲に1人暮らしをした」と仮定してみましょう。
交通費の3万円が浮くわけなので、まるごと仕送りに充てることとします。
そして、通学時間である120時間のうち、現実的に考えて100時間をアルバイトに回すと、
バイト代10万円+仕送り3万円=13万円
月に13万円のお金が発生します。
1人暮らしの生活費は「大学の学費は自分で払うことができるのか?計算してみた」の記事でも詳しく解説していますが、1年間で約130万円です。
月に13万円の収入があれば十分生きていけるのではないでしょうか?
ちなみに大学生向けのアルバイト記事も書いています。
>>アルバイト カテゴリーの記事一覧
往復6時間の通学に対する結論
アルバイトをやる気があって、通学時間に不満を抱いているなら、一人暮らしをするべきだと思います。
その際、一人暮らしをすることになり、家事もしなければいけません。
そこのところは、実家暮らしと1人暮らしを比較している記事でも書いているので、読んでみてください。
>>大学生の1人暮らしVS実家暮らし!メリット・デメリットを解説します。
ただ、話を聞いたサークル部員はバイトをする気がないそうなので、卒業まで実家から通うらしいです。
1人暮らしを考えたほうが良い通学時間の基準は?
上で書いてきたように片道3時間の通学であれば、一人暮らしをしたほうが良いとの結論に至りました。
では、どのくらいの時間から一人暮らしを考えたほうが良いでしょうか?
結論から書くと、片道2.5時間から一人暮らしを考えたほうが良いと思います。
片道2時間だとどっちもどっちという印象です。
なぜ片道2.5時間?
片道2.5時間ということは、往復5時間の計算です。
月に換算すると、通学時間は5時間×通学20日=100時間となります。
上で書いた通り、1年で約130万円の生活費がかかります。
通学時間をアルバイトに充てて交通費分を仕送りしてもらえば、最低限のお金を稼ぐことができるでしょう。
もし片道2時間なら?
もし、片道2時間の距離であれば、往復4時間となり、
通学時間は4時間×通学20日=80時間となります。
これでは通学時間以上のアルバイトをしなければ、十分な生活費を稼ぐことができず、マイナスになると考えた為です。
まとめ
今回の検証では、通学時間を課題の時間に充てている学生を考えていません。
また、アルバイト代も時給1,000円がもらえることを前提に書いています。
そのため、全員が全員当てはまるわけでもなく、「時間」と「お金」それから「一人暮らし」のメリットを感じ取れた学生に考えていただければ幸いです。
それから、世間では「たかがアルバイト」と言われています。
しかし、アルバイトから得られるものもあり、アルバイトをしていたからこそ、自身のアルバイト経験をブログに書くことができています。
1人暮らしに関しては親御さんとよく話して検討してみてくださいね。